＜＜第３６夜

第三十七夜　ボサノバ・ギター ( Bossa Nova Guitar )

田頭さん、

わてもギターやってたんよ。フォーク少し囓ってからすぐボサノバに転向したん。当時フラメンコ系なんかめちゃ馬鹿にしたよ。あんなん、おーれっ、なんちゃってギターをベロリンとかき鳴らすだけやん。

その点、ボサノバギターのかっちょいいこと。13thとかフラット9th, 5th等の、ちょーテンションの効いた和音でバッキング付けたり、歌うとうたりしてたん。あの独特のリズムが指に馴染むまで大変だったんよ。

聞き易い電信に役立ってるのは間違いないねん。四の五の言っても、ひでー電信叩く奴はリズム感がないんよ。よく言うリズム音痴。20才過ぎたら、歌の音痴と同じで矯正は大変だ。エレキーで矯正しても、今度は間を開けなかったりで大変なんよ。でも昔より音痴は減っているから状況はいいねん。でも無線自体やるやつがいなくなっているので、オールアジアもガラーンとしとるわ。もうあきまへんな。

この前15年ぶりでギター触ったら、指うごかへんねん。こっちも、もうあきまへんな。頭は追従してるのに身体が効きまへんわ。あちゃー。

この前新宿の歌舞伎町でブラジルからの女の子と話してたらアントニオ・カルロス・ジョビン何年か前に、亡くなったらしいねん。残念無念。その女の子と何してたって？　それは秘密や。だけど、小野リサとか、イリアーヌ・エリアスみたいな後釜がいるから
大丈夫や。

CD紹介しとくでー。お小遣いあったらこうてやー。CWの基本となるリズムだでー。

Artist: Eliane Elias
CD Title: Eliane Elias Sings Jobim
CD Number: TOCJ-5595 (TOSHIBA-EMI)

最後の曲、THE CONTINENTALが特にいいねん。電信叩くやつは、この位のギターのリズムに簡単に乗れるくらいのリズム感が必要じゃけん、おいどんはおはんにも勧めるでごわす。CWマンの踏み絵・試金石たい。あれ？ JA6に飛んだぞ。


GUD NITE
DE JP1PXB/JA1VJQ

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