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<<第48夜


アマ無線千夜一夜物語(第四十九夜) 99/12/02 02:32

第四十九夜 CQWWコンテスト糞戦記 (CQWW CW Contest)

お晩でごわす。今夜はコンテストの話題。

コンディションも良いので、つきあいも兼ねてCQWW CWに参加した。良い
もんだね。コンテストの楽しみは、あいつもあいかわらずやってます
ねと確認できるのが楽しい。EEN ZZZ RM RF LPL ZO IR のサフィックス
を聞いただけで、プリフィックスが分かれば貴方も相当はまっている。
K0RFなんて、私を呼ぶときRFとしか打ってきません。こうした感覚も
コンテストの楽しみの一つ。


□使用ログ

今回もCT使って参加した。CTを知らない人もいるかも知れないので
簡単に紹介するが、世界標準のコンテストログソフトです。K1EAが開発
し世界中に広まっている。世界標準というところが大事で、たぬきハム
ログのようにローカルだけに特化し、浜田さんの才能を無駄にするよう
な事が無い点が良い。コンテスト専門誌NCJなどを読むと、他にもTRとか
機能を追加した、特徴のあるコンテスト用ソフトが発表されている。
CTは日本に代理の人が出来る以前から使っていて、日本から初めてロ
グをフロッピーでARRLに提出した何人かに入っていると思うが、ここに
来てようやくマニュアルを見ずに、だいたいの操作ができるようになっ
た。やれやれ、機能が多すぎる。


□結果

コンテスト結果は、20時間の運用で753局、57万点くらいだっ
た。こんなもんでしょう。やっぱり、体力的に24時間が限度か?
参加することに意義あり。来年は月曜日休もう。44日も有給のこって
るんだから。くそ。


□ランニングについて

ランニングによる早いさばきを楽しめたのは、21MHzでたったの2時間く
らいだった。CTでCTL+F9のキー操作で48時間全てに渡る、時間あたり
の局数の棒グラフのウインドウが出てくる。時間あたり100局前後だった
のはこの2時間だけ。瞬間的に1分4局位になることもあるが、ならす
とこの程度だ。ランニングでコールをとぎれないようにするこつは、

  1)1発でコールサインをとること
  2)複数に呼ばれ2文字しか取れなくても、その2文字に対してナ
ンバーを送ること。
単にQRZを打って、混乱を繰り返す愚を犯さないこと。
  3)送信の長さを、呼ばれる状況に合わせて調節すること。
コンディションがピークになり、がんがん呼ばれている最中
に、自分のコールサインを3回も打つようなCQを出したら、
10局位が束になって収拾がつかなくなる。
単に『TU QRZ』か『JP1PXB TEST』を短く打ち受信する。
  4)複数に呼ばれた場合、もたつくとすぐいなくなる米国局には、
最初の交信を終わりしだい、『TU QRZ』と打った方が待ち時間
が少ない事を認識させ、まっていてくれることが多い。このと
きTUは必ず入れること。TUの理由は自分で考えること。

ランニングの楽しさを知らず、コンテストに参加しました、やってます
などとは言わせない。28MHzなどは、パワー、アンテナ両方いらないのだ
から。けっ。


□珍局、押しくら饅頭

珍局も幾つかでていた。EA9EAを7で取り逃がしたのは残念。パイルはほ
とんど抜くことが出来た。これは、タイミングとしつこさの勝利です。
7MHzでCQ出してたら、ノイズレベルでW6?? A1??から呼ばれた、例に
よってあんた弱い、またねと打った。後で考えたらA61AJだったね。気づ
いた後でくっそー。でもコンディションが上がった後、簡単に取れた。
barefootでパイルを抜くこつは、

  1)早くても遅くても、送信速度を相手に合わせ認知度を上げる。
  2)あとは、教科書どうり若干のDelayed Callしたり、Dual Watch
機能を巧く使うなど、常識的なもんで対応。

7MHzでカリブ海方面、ZONE33のCN8WWなど色々出来たのは楽しかった。


□コンディションなど

今回コンディションはなかなかのもんだった、らしい。なにせ、ハイバ
ンドは普段聞かないもんで。JAの仲間のCQ TESTにスキャッタによる独特
のエコーが掛かるのは、聞いていて気持ちがいい。通常のエコーもよく
聞こえ、コンディションの上昇を感じる。面白かったのは、フラッタを
伴うEAST COASTを午前中にやってる最中、LAがちょろっと交信できた。
あの極圏に近いパスは少々変だ。スカンジナビアコンテストで、とうと
う1局もLAと交信出来なかった年がある。
でも、今回は上から下まで6大陸よう聞こえました。WWの名に恥じな
いお祭りだった。


□その他

相変わらず、気安く名前を打ってくる局がいたね。ログソフトが対応し
ているのでしょう。NF6Sと久しぶりに交信、少し話してE-Mailに返事を
書かない言い訳をして退散。相変わらず強い。


今年はこれで、コンテストは店じまい。来年もナンバー交換よろしく。

PXB


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