これはG o o g l ehttp://www5b.biglobe.ne.jp/~a1c/1001nite/28.htmキャッシュです。
G o o g l eがクロール時にページを保存したものです。
そのため、このページの最新版でない場合があります。こちらから最新のページ(ハイライト表示なし)を参照してください。
このページのリンク又はお気に入りの登録にはこのURLをお使い下さい:http://www.google.com/search?q=cache:www5b.biglobe.ne.jp/~a1c/1001nite/28.htm


Googleはこのページまたはページ内のコンテンツとは関連ありません。

<<第27夜


アマ無線千夜一夜物語(第二十八夜) 98/02/04 01:58

第二十八夜  謹賀新年 ( A happy new year )

BYの皆さん開けましておめでとう。今夜は米国出張の時の話をします。
今回は仕事の方は、連日の缶詰ミーティングであまり余裕がなかった。

Chuckの家に遊びに行ったら,彼はフットボールのプレーオフで夢中
だった。あいつらほんとに好きだよな。SF49ersは敗退。ちなみにこ
の由来は1849年の、ゴールドラッシュに因んだ名前だ。今回は良いと
こ無しで負けた。試合が終わってからCQPの話。ローカル仲間と大分
凝っているようだ。写真を見せて貰ったが5人ほどの仲間と、出かけ
ている。このコンテストはカウンティハンターにとって、見逃せない
コンテストであり、HAの局からはそのカウンティは30年探し求めて、
今回やっと交信できたと喜ばれたそうだ。標高3000メータ近いシェラ
ネバタの山の中で、住民は熊と鹿などの野生動物しかいないから、そ
うとうのパイルを受ける。あとでバックヤードに出て、5KWの発電器
を見せて貰ったが、たったの600$。輸入するなら手配すると言ってい
たけど、こちとら年に1回フィールドデーしか移動しないので思案中。
帰りに、ロスの友達の家に遊びに行ったときCOSTCOでも同じものが
売っていた。ちなみに、HONDAの3KWは500$くらいだった。安い!

サニーベールのHROにも久しぶりに顔を出した。特に目新しいものは
無かったが、GEOCHRON社がWorld Watchというソフトを出していた。
これは、グレーゾーンと各都市の時間が表示されるDXer向けのソフト
でスクリーンセーバーにもなる。GEOCHRON社は大型壁掛け型の電動式
世界地図を1000$前後で売っているが、非常に美しいものだ。買いたい
のだが大きさと値段に押されて担いでこれないでいる。 今回これを
コンピュータ用ソフトに置き換えたと考えれば良い。箱には日本語の
説明も書いてあったので驚いた。その他の変化は、QSTのCDROM化が進
んでいる。60年代や70年代のものまである。 QST,QEX,NCJが一体に
なったCDROMで本棚を軽くすることが出来る。何枚か買い込んだ。
コールブックさえCDROM化されていない我が国のなんと遅れていること
か。これじゃ誰かが化石と言うわけだ。買い物リストは、

160 - 40 mtrs 3 band wire dipole
QST CDROMs
1998 callbook CDROM
Coax Switch
1998 hand book
1998 Operating Manual
GEOCHRON Software

NCCCの月例ミーティングにも顔を出す機会を得た。今回はSFのPIA 41
のヨットクラブのクラブハウスで会合が持たれた。レストランで有名
なフィッシャーマンズワーフに近い。サンノゼからSFまで車を飛ば
した。夜中にフリーウエイでSFに入るのは始めてだった。ビルや橋
がライトアップされた非常に美しい夜景だったが、隣は運転するChuck
のビール腹だった。最初に自己紹介から始まり、東京から来たと言っ
たら拍手された。 またCW好きが多くて、100%CWだけだなんて言う
と拍手が起きる。 会合でのプレゼンテーションは6Y4AのDX PEDIの
説明をN6BTが行った。JI3の誰かも同行したようだ。興味深かったのは
このペディションで、バーチカルアンテナを岸辺から数ラムダ離し、
良好なバウンスを得て簡単な垂直アンテナで良い飛びを得る手法だった。
しかし、彼らは月曜の夜8時なんかにミーティングを設定するのだろう。
中には数百キロ車で飛ばしてくるやつもいるのに。殆どが中年の腹の
出た親父で、大金持ちが多いそうだ。もうリタイヤしているのかも
しれない。

帰国途中に休みを取り、ロサンゼルスに立ち寄った。目的はチャイナ
タウンのDIMSUMとビリヤードのプロショップ訪問だ。相変わらずABC
レストランは旨い。サンセット通りに近いビリヤードショップでは、
ジナキューという手作りの6万ドルのキューを拝んできた。米国の
雑誌にも載っている実物を目の当たりにしてその美しさに感激した。

ロスの友達は、今は無線はやっていないが物置にシグナルワンが置い
てあったりする。彼のトランジスタラジオで7メガをワッチした。
ホイップアンテナで、HIがガンガン入って来たのには驚いた。米国
の7MHzは日本とさして変わらない。和文はいなかったけどね。
その気が付いた特徴を列記すると、

1) 7020以上でのんびりとした、フルスペルの交信が聞こえる
のでたいぶ楽しめる。
2) 日本でも聞こえるが、7030付近に高速ラグチュウマンがいる。
これは暗記受信の格好の練習台だ。暗記受信の重要性は、
諸先輩が指摘する所だが、それさえ理解しないやつがCW
の本など書いてもだれが買うものか。
3) 7043あたりに国内でのんびり交信するスポットがある。

1月19日に帰国したが、日本は寒いこと。以上報告終わり。

GUD NITE
DE JP1PXB/JA1VJQ


目次 >> 第29夜