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<<第67夜


アマ無線千夜一夜物語 第六十八夜   November 19, 2001 8:31 AM

第六十八夜 星に祈りを(When you wishs upon a star.......)

獅子座は最初のピークの2時過ぎには東の空でした。3時のピーク時
には大分天頂に近づいて来ています。飯能の空は、東は首都圏の光
害にさらされ、クリヤな空は天頂近くだけです。北の空には、北斗七星
南にオリオン座とトラペジウム、その左下に大犬座の天狼星の青白い
光、少し西方向にはスバルが宝石箱をひっくり返したように輝いています。

ピーク時には、毎分10−20個見えました。スターウオ―ズのワープ
シーンをいつも期待するのですが、いつも毎回そこまでの星は降り
ません。そうした大流星雨のチャンスは、何世紀かに1回位しかない
ようです。しかし、天文ファンなら、今回はかなりの出現率として大感激
しているでしょう。火球と言えるほどの、地上に影を落とすような大流星
はありませんでしたが、かなり大きく流星痕がたなびくようなものも多く
出現しました。今回は、誰かメテオ・スキャッタやったのかな?

大流星雨だと、放射点に向かって地球が突き進んでいるのを実感でき
るそうです。星の流れる線を起点と反対に延長すると、獅子座内のある
1点に収束します。こうした落下した星屑が、何十億年前の生命の起源
の材料と考えると、なかなか感慨深いものがあります。

最近のNHK特集で感心するのは、遥か昔、高校生の頃、天文の専門
書などで疑問とされていた内容に、回答が与えられていることです。
当時から、水素ヘリウムなどより重い金属は超新星爆発で生じるので
我々はスターチャイルドである認識はありましたが、これが一般的な
知識になったのは、TVの特集などで説明が加えられた最近の話でした。
その当時の高校生としては、衝撃的な認識でしたね。

最近の理解で凄いと思ったのは、たんぱく質の右巻き、左巻きの同位
体の内、何故片方しか生命体内で使われていないのかとの疑問が解明
されつつあること。(別解=それは、あんたが左巻きだからさ)

それと、白楊社の『20世紀の天文学』では、銀河系の進化系統図の
の中に、様々な銀河系の形態が分類されていました。 その中には、
渦巻き銀河、アレー状銀河、不規則形態の銀河、楕円状銀河などが
図で綺麗に分類されていました。しかし、当時専門家でもそれがどちらの
方向に進むかの結論がでていませんでした。しかし、今やブラックホール
や宇宙構造の認識により、銀河衝突は頻繁に起こり、楕円銀河が最終
形態であるとの認識で一致しています。

さて、今回は流れ星の数が多かったので、お祈りし放題でした。(笑)
何を祈ったかは内緒です。7メガでSPのYLと流星が良く見える事を話し
ましたが、あちらEU方面では雲が出て見れないであろうとのこと。
 CUZ OF SO MNI SHOOTING STARS, I CUD MAKE MNI WISHS HI

まあ、スターチャイルドの我々としてま、たまには夜空を見上げ、小さい
事にくよくよしないで生きていく知恵を持ちたいものですね。
いっちょミードでも買うか。それにしても首が痛いぜ。

持丸 博 /JA1VJQ

PS 世間とクラブの流れに反してQRO計画中。小さいQRPマシンの凝っ
ていても、免許のフルパワーでCWでTESTと叩く夢を持った事もあった
でしょうに。夢は大きく持ちましょう。明日も流星は見れますよ。


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