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<<第68夜


アマ無線千夜一夜物語 第六十九夜     November 27, 2001 12:51 PM

第六十九夜 CQワールドワイド(WW-CW Contest with QRO)

CWマンにとって今年最期のお祭り、CQWWの電信部門は最悪の
コンディションで開始されました。電信部門の開始前に、大きなフレア
等の太陽面の変化が有ったようで、その回復が十分でないうちにコン
テストが開始されました。

7MHzでのNF6S Chuckの信号が589、彼の設備はアメリトロンの
リニアで1.5KW、クリエートの八木で3エレ動作です。コンディション
の良いときには、599+40DBまで振ってくるシステムで、この有様
です。 しかも各バンドのいたる所で、磁気的擾乱を受けた信号特有
の震えるしょぼついたCW信号が聞こえます。がっかり、玉突きに行こ。

局数が思うように伸びず、前半戦でやる気をなくしました。2日目は
コンディションも回復し、ある程度快調なランニングが楽しめました。
ランニングで、得したと思う瞬間は、ちょっと珍しいマルチが呼んでく
ることがあるから。この局をパイルで取るにはちょっと大変そうだなと
思う局が、苦労無しで取れます。ラッキー。

相変わらず、Wは足が早いので繋ぎ止めるのに苦労します。1分間に
3局が限度です。対応に手間取ると、すぐ居なくなるので手早い対応
が必要です。前半の腰砕けで、気合が入らず毎分4局は無理でした。
消えたければ、行って良いよとの態度がいかんですね。同時に5−6
局から呼ばれて、パニックになるのを避けるため、1回コールサインを
打ってスタンバイを繰り返すのが良いです。

聞こえた西インド諸島各局は、全て取れました。FM5は凄いJA同士
の潰し合いで、大混乱でしたね。UP1で、混乱は解決できたと思いま
すが、コンディションとDX側の技量が問われる部分です。潰し合いは
良くはないけど、子供の頃、皆で押しくらまんじゅうをやる感じで楽しい。
内容は混信で取れなくても、DXの音のピッチに集中して、相手の送信
パターンとスタンバイしたタイミングを見計らうのがコツです。
面白いのは、7010以下でウエスト・インディーズの大パイルが起きて
いる中で、7014辺りでCOとかHIなんかが空振りしてる。これはパイ
ルで気付くか、パケットで気付く人が多い証拠です。ワッチしてない。

最近楽しいのは、7MHzのロングパスが取れるようになったことです。
朝方の7MHzで、LPによるW東海岸は昔から顕著ですが、夕方5−6
時台のEUの奥CT、G辺りがグレイゾーンになったころ南東から入感
します。

ログはどうしよう。またCKEさんに文句言われたくないなあ。紙ログの
場合は、米国ではなく、彼に直接送るようです。灰を落とさないように、
アンソラックスと間違えられる。


持丸 博 /JA1VJQ/王座(決定)/Mr. A1(予定)


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